経済的にも、精神的にも安心できる葬儀を。はばたきグループが「葬儀のその後」まで支える理由

大切な人を亡くした直後、ご家族には多くの判断が求められます。

どの葬儀社に依頼するのか。どのような葬儀にするのか。火葬場や式場はどこを選ぶのか。そして、最終的にどれくらいの費用がかかるのか。

深い悲しみの中で、普段なじみのない専門用語を理解し、限られた時間で決めていくことは簡単ではありません。

さらに、葬儀が終わればすべてが終わるわけでもありません。納骨や遺品整理、相続、保険など、その後にも多くの手続きが待っています。

はばたきグループを運営する株式会社トミリナは、公営斎場を中心に活用した、低価格でわかりやすい葬儀・家族葬を提供しています。加えて、遺品整理、特殊清掃、納骨、相続・保険相談まで、ライフエンディングに関する幅広い支援を行っています。

代表取締役社長の関友宜氏が目指しているのは、単に費用を抑えた葬儀ではありません。

「経済的にも、精神的にも安心して任せられる葬儀社でありたい」

その背景には、日本生命保険相互会社で約10年間、万が一のときに家族を経済的に支える仕事に携わった経験と、実際の葬儀現場でご遺族と向き合った経験があります。

今回は、関氏が生命保険会社から葬儀業界へ進んだ理由や、はばたきグループが大切にする「わかりやすさ」、そして葬儀後の生活まで支える事業への想いについて伺いました。

目次

経済的な支援の先にある「ご家族のその後」を支えたい

生命保険の社会的意義に共感し、日本生命へ

関氏は新卒で日本生命保険相互会社に入社し、約10年間勤務しました。

生命保険商品の開発や販売企画、新規事業開発、コンプライアンス推進などに携わり、アメリカ・シリコンバレーではAIを活用した顧客コミュニケーションツールの開発も経験しています。

関氏が生命保険業界を選んだ背景には、自身の原体験がありました。

経済的に恵まれない環境を経験したことから、本人や家族に責任がないにもかかわらず、病気や死亡などをきっかけに生活が困窮してしまう状況を看過できないという思いを持っていたのです。

万が一のとき、残された家族を経済的に支える。

その生命保険の社会的意義に強く共感し、仕事に取り組んできました。

しかし、キャリアを重ねる中で、ある思いが次第に強くなっていきます。

保険金を届けた「その後」に関わりたい

関氏は主に企画職として仕事をしていたため、保険金を受け取ったご家族が、その後どのように暮らしていくのか、大切な人を亡くした悲しみからどのように立ち直っていくのかに、直接関わる機会はほとんどありませんでした。

経済的な支援はもちろん重要です。

一方で、大切な人を亡くしたご家族が必要としているのは、お金だけではありません。

深い悲しみの中で、次に何をすればよいのかを一緒に整理する人。わからないことを丁寧に説明する人。不安なときにそばで支える人も必要です。

「経済的な支援だけでなく、精神的にもご家族を支える仕事がしたい」

その思いが、関氏を葬儀の仕事へと向かわせました。

休日に葬儀現場へ。「自分がやりたかったのは、この仕事だ」

会社員を続けながら、葬儀の現場で実務を学ぶ

葬儀業界に関心を持った関氏は、すぐに会社を辞めて起業したわけではありません。

日本生命で働きながら、休日を使って葬儀会社の現場に入り、実務を学び始めました。

さらに退職前には、約1か月間、無償で葬儀会社の仕事に携わっています。

実際の現場に立ち、ご遺族と直接向き合う。

そこで関氏は、それまで外から見ていた葬儀の仕事に対する認識が変わったといいます。

葬儀は、決められた儀式を進行するだけの仕事ではありません。

ご家族が大切な人の死と向き合い、少しずつ現実を受け止め、その後の日常へ進んでいくための大切な時間を支える仕事です。

その現場を経験したことで、「自分が本当にやりたかったのは、この仕事だ」と確信しました。

大規模プロジェクトの終了を機に、2022年に起業

その後、日本生命で担当していた大規模プロジェクトが一区切りを迎えたタイミングで退職。

2022年11月に株式会社トミリナを設立しました。

保険業界で培った金融や保険に関する知識と、葬儀現場で学んだご遺族への寄り添い方。

その二つを組み合わせることで、葬儀を行って終わりではなく、ご家族がその後の生活へ進んでいくところまで支援できるのではないか。

その考えが、現在のはばたきグループの事業の土台になっています。

公営斎場を活用し、不要な負担を抑える

低価格を実現するために、品質を削るのではない

はばたきグループでは、神奈川県、東京23区、埼玉県、千葉県を対象に、直葬、火葬式、一日葬、家族葬などを提供しています。

特徴の一つが、自治体が運営する公営斎場を中心に活用していることです。

自社で大規模な式場を保有すれば、建物の維持費や管理費などの固定費が発生します。また、民間式場を利用する場合には、高額な式場使用料が必要になるケースもあります。

はばたきグループでは、公営斎場を活用することで、こうしたコストをご家族へ必要以上に転嫁しない事業モデルを構築しています。

つまり、「安くするためにサービスを減らす」のではありません。

不要な固定費を抑えることで、葬儀の品質やご家族への対応に必要な部分は維持しながら、経済的な負担を軽減する考え方です。

花祭壇が設けられた葬儀式場のイメージ
掲載写真は撮影用に演出したイメージであり、実際のご葬儀の様子ではありません。

ご家族が大切にしたいことに、お金を使える葬儀へ

関氏は、葬儀について「費用をかければかけるほど良いものになるわけではない」と考えています。

一方で、単純に安ければよいとも考えていません。

大切なのは、ご家族が何を大事にしたいのかを確認し、そのために必要なものと、なくてもよいものを整理することです。

故人様とのお別れの時間を大切にしたいのか。生花にこだわりたいのか。親しい人だけで静かに送りたいのか。

ご家族によって、希望は異なります。

会社側の都合でプランを勧めるのではなく、ご家族が望むお別れを実現するために必要なものを考える。

それが、はばたきグループの判断基準です。

葬儀で最も怖い「わからない」を減らす

最初の金額と最終請求額の差を、できる限りなくす

葬儀を初めて経験する方にとって、大きな不安の一つが費用です。

見積もりを見ても専門用語が多く、何が必要なのかわからない。最初に提示された金額から追加費用が発生し、最終的な支払額が予想以上になってしまう。

こうした「わかりにくさ」は、ご家族に大きな負担を与えます。

はばたきグループでは、必要となる費用をできる限り早い段階で整理し、必要な項目と選択できる項目を分けて説明することを重視しています。

何に、いくらかかるのか。

なぜその費用が必要なのか。

選ばなくてもよいものは何なのか。

一つひとつを理解したうえで、ご家族自身が納得して判断できる状態をつくります。

ご家族に寄り添う葬儀スタッフのイメージ
掲載写真は撮影用に演出したイメージであり、実際のご葬儀の様子ではありません。

「次に何をするのか」まで明確に伝える

関氏が最も大切にしている考え方は、「お客様を不安にさせないこと」です。

大切な人を亡くした直後は、普段なら気にならない小さなことでも大きな不安につながります。

担当者からいつ連絡が来るのかわからない。次に何を準備すればよいのかわからない。このあと何が起こるのかわからない。

だからこそ、はばたきグループでは、今後の流れや担当者、連絡する時間、必要な準備などを、できるだけ明確に伝えることを徹底しています。

関氏は、報告・連絡・相談を単なる社内管理のためのものとは考えていません。

ご家族を安心させるために行うものだと捉えています。

相手が尋ねてくるまで待つのではなく、「今、このご家族は何を知りたいだろう」と考え、先回りして情報を届ける。

その積み重ねが安心につながっています。

ITやLINEも、「安心」を届けるために使う

初めての葬儀でも、流れを理解しやすく

関氏は、生命保険会社時代に新規事業やAIを活用したサービス開発にも携わってきました。

その経験は、現在の葬儀サービスにも生かされています。

はばたきグループでは、ITや動画、LINEなどを活用し、初めて葬儀を経験する方でも、流れや費用を理解しやすい仕組みを整えています。

デジタル化すること自体が目的ではありません。

必要な情報を、必要なタイミングでわかりやすく届ける。

そのための手段としてテクノロジーを活用しています。

一方で、ご家族への説明や気持ちに寄り添う部分まで効率化しようとは考えていません。

仕組みで効率化できる部分は効率化し、人にしかできない部分には時間をかける。

この考え方が、低価格と丁寧な対応を両立する一つの理由になっています。

葬儀が終わってからも、ご家族の困りごとは続く

遺品整理、納骨、相続、保険まで一つの窓口で

はばたきグループのもう一つの特徴が、葬儀後まで支援を続けることです。

葬儀が終わったあとにも、ご家族にはさまざまな対応が待っています。

遺品をどう整理するのか、納骨先をどうするのか、相続にはどのような手続きが必要なのか、加入していた保険をどう確認すればよいのか。

こうした問題について、それぞれ別の専門業者を一から探すのは大きな負担になります。

はばたきグループでは、遺品整理や特殊清掃、納骨の手配に加え、相続や保険についても専門家や提携事業者と連携しながら対応しています。

葬儀だけを担当する会社ではなく、ライフエンディングに関する困りごとの総合窓口になること。

それが、関氏が目指している支援の形です。

保険会社時代の経験が、葬儀後の支援につながる

この考え方の背景にも、関氏の生命保険会社での経験があります。

亡くなった後に経済的な問題が発生することを防ぐ生命保険と、ご家族が故人様とのお別れに向き合うための葬儀。

一見すると異なる仕事ですが、関氏にとってはどちらも「残された家族を支える」という同じ目的につながっています。

経済面だけでも、精神面だけでも十分ではありません。

葬儀の前後を通じて、ご家族が少しずつ次の生活へ進めるように支える。

それが、はばたきグループが葬儀後のサービスまで展開する理由です。

一件一件の対応が、口コミでの評価につながった

初年度から黒字化、2年連続で神奈川県第1位の評価

創業後、はばたきグループは初年度から黒字化を達成しました。

さらに大手口コミサイトのアワードでは、2024年、2025年と2年連続で神奈川県第1位の評価を受けています。

関氏は、この結果を単なる数字としてではなく、一件一件のご家族に向き合ってきた積み重ねだと捉えています。

評価されているのは、料金やプラン内容のわかりやすさだけではありません。

担当者が親身に話を聞くこと、説明や連絡が丁寧であること、急なご逝去にも迅速に対応することなど、葬儀を依頼するご家族が感じる不安を少しずつ取り除いていく姿勢が支持されています。

起業前から抱いていた「経済的にも精神的にも家族を支えたい」という思いが、お客様からの声によって形になってきました。

「会社にとって都合がよいか」ではなく、「ご家族に必要か」

価格と品質のどちらかを選ぶのではない

はばたきグループが意思決定で重視するのは、「会社にとって都合がよいか」ではありません。

「ご家族にとって、本当に必要なのか」という視点です。

葬儀の費用を抑えることは重要です。しかし、価格だけを追求した結果、ご家族が大切にしたかったものまで失われてしまっては意味がありません。

反対に、ご家族が必要としていないものまで追加し、費用を増やすことも望んでいません。

必要なものと必要ではないものを整理し、そのご家族に合った葬儀を一緒につくる。

この姿勢を大切にしています。

経験だけに頼らず、経営や組織づくりも学ぶ

関氏は、現場での経験だけに頼らず、経営について学び続けることも重視しています。

現在は早稲田大学大学院経営管理研究科で経営を学び、その知識を組織づくりやサービス品質の向上に生かしています。

事業が拡大すれば、代表一人の考えだけで品質を保つことは難しくなります。

誰が担当しても、ご家族が安心できる。

そんなサービスを実現するには、個人の経験や感覚だけではなく、再現できる仕組みが必要です。

今後の事業拡大を見据えながら、組織として安定した品質を提供できる体制づくりを進めています。

「葬儀で困ったとき、最初に相談したい会社」へ

低価格でも、安心して任せられる仕組みを広げる

今後、はばたきグループは、神奈川県、東京23区、埼玉県、千葉県で「葬儀のことで困ったときに、最初に相談したい会社」として認知されることを目指しています。

ただ事業規模を拡大するだけではありません。

担当者によってサービス品質に大きな差が生まれない仕組みをつくり、低価格であっても安心して任せられる葬儀を、より多くのご家族へ届けることが目標です。

また、葬儀後の遺品整理、特殊清掃、納骨、相続、保険相談などの支援体制もさらに強化していきます。

困ったときに、「まず、はばたきグループに聞いてみよう」と思ってもらえる存在を目指しています。

葬儀の「情報格差」を減らしたい

関氏が業界全体に対して実現したいのは、葬儀に関する情報格差を減らすことです。

葬儀は、人生で何度も経験するものではありません。

そのため、葬儀社とお客様の間には、どうしても知識や経験の差があります。

関氏は、その差を事業者側の都合に利用するのではなく、専門家だからこそ、わかりやすく説明する責任があると考えています。

内容と費用を理解したうえで、自分たちに合った葬儀を選べる。

そんな環境が当たり前になることが、目指す業界の姿です。

経済的にも、精神的にも安心して任せられる葬儀社へ

生命保険会社で、「万が一のときに家族を経済的に支える」仕事に携わってきた関氏。

その中で、保険金を届けた後のご家族にも寄り添いたいという思いが生まれ、自ら葬儀現場へ入りました。

そこで気づいたのは、葬儀が単なる儀式ではないということです。

大切な人の死を受け止め、家族が次の生活へ進むための大切な時間であり、その時間を支えることが葬儀社の役割です。

はばたきグループが公営斎場を活用するのも、料金をわかりやすく説明するのも、葬儀後の相続や遺品整理まで支援するのも、根底にある考え方は共通しています。

ご家族の負担や不安を、できる限り減らすことです。

もし、大切な方とのお別れを前に、「何から始めればよいかわからない」「費用がどれくらいかかるのか不安」「葬儀後のことまで相談したい」と感じているなら、一人で判断を抱え込む必要はありません。

はばたきグループは、葬儀の内容や費用をわかりやすく整理しながら、ご家族が故人様とのお別れに落ち着いて向き合える時間を支えています。

そして葬儀が終わった後も、ご家族が次の生活へ進むまでを支える。

「経済的にも、精神的にも安心して任せられる葬儀社でありたい」

その思いが、はばたきグループの事業の根幹にあります。

企業情報

会社名株式会社トミリナ(はばたきグループ)
代表取締役社長関友宜
事業内容葬儀・家族葬、遺品整理、特殊清掃、納骨、相続・保険相談などライフエンディング領域の総合支援
URLhttps://www.yokohamasougi.com/

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