「何を着ればいいのか、分からなくなってきた」
40代、50代になると、そんな悩みを抱える男性は少なくありません。
若い頃に着ていた服がしっくりこなくなったり、体型の変化によって既製品が合いにくくなったりすることがあります。さらに、経営者として商談や交流会に出る機会が増えると、今まで以上に立場にふさわしい装いを求められるようになります。
しかし、仕事が忙しい中で、生地やサイズ、靴、小物まで自分で考えるのは簡単ではありません。そもそも、自分に何が似合うのか分からないという方も多いでしょう。
OTOKO Style Lab合同会社は、40・50代の男性経営者を中心に、オーダー服、靴・小物、スタイリング、印象戦略コンサルティングを提供しています。
代表社員の中根大樹氏が大切にしているのは、単に高価な服を販売することではありません。清潔感や品格、適切なサイズ感を整えながら、その人らしさまで自然に伝わる装いをつくることです。
仕事や立場、会う相手まで踏まえながら、経営者本人が持つ魅力を装いによって引き出していく。
中根氏にとって、服は外見を飾るためだけのものではなく、自信や信頼を育て、人生を前へ進めるためのツールです。
今回は、45歳から起業準備を始めた背景や、25年間の会社員経験を生かしたスタイリングの強み、そして経営者の装いに対する考え方について伺いました。
45歳で決めた、「自分が本当に好きなことを仕事にする」
果物屋を営む父の背中から芽生えた、起業への想い
中根氏は、幼い頃から「いつか自分で事業をやりたい」という想いを持っていました。
その原点には、果物屋を営んでいた父の存在があります。
会社員として誰かの組織で働き続けるのではなく、自分の会社を持ち、自分がやりたいことを仕事にする。そんな生き方が、中根氏にとって身近なものとして映っていました。
とはいえ、すぐに起業の道を選んだわけではありません。
会社員として経験を重ねる中で、本格的に自分の人生を見つめ直したのが45歳のときでした。
これまで何を経験してきたのか、自分は何が好きなのか、これから先は何を仕事にしたいのか。会社員生活を棚卸しした末に出した答えが、「洋服の仕事で起業する」という決断でした。
3年間準備し、48歳で会社を設立
決断したからといって、すぐに会社を辞めたわけではありません。
中根氏は働きながら約3年間、起業の準備を進めました。
ボットーネのオーダービジネススクールやスタイリスト養成講座に通い、オーダースーツやスタイリングについて実践的に学びます。
その中で大きな転機になったのが、自分自身が初めてオーダースーツを作り、接客を受けた経験でした。
生地を選び、身体を採寸してもらい、自分に合うスタイルを提案してもらう。その一連の体験を通して、「自分にもできるかもしれない」と実感したことが、起業への背中を押しました。
そして48歳で、OTOKO Style Lab合同会社を設立しました。
紳士服とBtoB営業、25年間の会社員経験が今につながる
AOKIで培った、紳士服と接客の基礎
中根氏は、会社員時代にAOKIで8年間勤務していました。
そこで学んだのは、紳士服の知識だけではありません。既製服の特徴やサイズの見方、接客、店舗運営まで、現在の仕事につながる基礎を現場で身につけました。
お客様が何を求めているのかを聞き取り、それに合う商品を提案する。
この経験は、現在のオーダー服の提案にも生きています。
OTOKO Style Labで扱うのはオーダー服ですが、中根氏は既製服とオーダー服の両方を理解しています。
そのため、「オーダーだから良い」と一方的に考えるのではなく、その人にとって何が本当に必要なのかという視点から提案できます。
BtoB営業で実感した、第一印象が持つ意味
その後、中根氏はBtoB営業にも携わりました。
企業の経営者や専門家と接する中で強く感じたのが、第一印象や清潔感、品格が、ビジネス上の信頼関係を築くうえで無視できないということです。
もちろん、服装だけで人の能力や信頼性が決まるわけではありません。
しかし、初対面では相手の内面を知る前に、外見から多くの情報を受け取ります。
サイズの合っていないスーツや、手入れされていない靴、場にそぐわない着こなしは、本人に悪気がなくても相手に与える印象を左右します。
一方で、清潔感があり、立場や場面に合った装いであれば、相手にも丁寧な印象を与えやすくなります。
25年間の会社員経験を通して、中根氏は「装いもビジネスコミュニケーションの一部である」と実感するようになりました。
40・50代の男性経営者が抱える「何を着ればいいか分からない」
体型も立場も変わり、昔の服が合わなくなる
OTOKO Style Labを利用するお客様の中心は、40代、50代の男性経営者です。
この年代になると、若い頃とは服に対する悩みが変わってきます。
体型が変化して以前のスーツが合わなくなったり、仕事上の立場が変わって人前に出る機会が増えたりするからです。
若い頃なら「好きだから」という理由だけで服を選べたかもしれません。
しかし、経営者になると、商談や交流会、講演、会食、採用面接など、会う相手や場面によって求められる印象も変わります。
「経営者として、何を着れば正解なのか分からない」
そんな悩みを抱える方に対し、中根氏は服だけを見るのではなく、その人の立場や目的から装いを考えています。
初めてのオーダーだからこそ、迷うことも多い
オーダースーツに興味はあっても、最初の一歩に不安を感じる方もいます。
生地や仕様、サイズ、予算など、決めることが多いためです。
選択肢が豊富だからこそ、自分だけで最適な組み合わせを判断するのは難しいものです。
そこで中根氏がまず確認するのが、「何のために着るのか」という目的です。
どんな場面で使うのか、誰に会うのか、どのような印象を持ってもらいたいのか。
服を選ぶ前に目的を整理することが、OTOKO Style Labの提案の出発点です。
服ではなく、「どんな印象をつくりたいか」から考える
目的、仕事、体型、着用シーンまでヒアリング
OTOKO Style Labでは、オリジナルブランド「Bespoke by WALKER」を通じて、スーツ、ジャケット、パンツ、ベスト、コート、シャツ、革靴などのオーダーを受けています。
しかし、中根氏の仕事は採寸して服を作ることだけではありません。
お客様との対話を通じて、仕事内容や着用する場面、会う相手、与えたい印象、現在抱えている服の悩みまで丁寧に確認します。
たとえば、同じ経営者でも、士業とクリエイティブ職では適した装いが異なる場合があります。
金融機関との商談と、カジュアルな経営者交流会でも、求められる雰囲気は違うでしょう。
だからこそ、「経営者ならこのスーツ」と決めつけることはありません。
その人の仕事や立場、目的に合わせて考えていきます。
靴や小物まで含めて、全身を整える
装いの印象は、スーツだけで完成するものではありません。
革靴やネクタイ、ポケットチーフ、ベルト、シャツなど、それぞれの組み合わせによって全体の印象が決まります。
OTOKO Style Labでは、服だけでなく、靴や小物まで含めた全身のスタイリングを提案しています。
さらに、買い物同行やクローゼット診断、ステージ衣装、企業制服、着こなし研修にも対応しています。
「スーツを一着作る」という単発の提案にとどまらず、装い全体を整えられることが特徴です。
お客様から「全部お任せします」と言ってもらえる関係を築くこと。
それが、中根氏の目指すスタイルです。
売りたい服より、「その人に本当に合う服」を優先する
高価格だから良い、流行だから良いとは考えない
中根氏が仕事で大切にしているのは、売上よりも、お客様の成果につながることです。
高価な生地を選べば、必ず良い装いになるわけではありません。また、流行のデザインがその人に似合うとも限りません。
大切なのは、お客様の目的や体型、仕事、生活に本当に合っているかどうかです。
たとえお客様から希望された内容であっても、その選択が目的に合わないと感じれば、理由を説明したうえで別の案を提案します。
売りやすいものを勧めるのではなく、その方に本当に必要なものを考える。
その姿勢が、長期的な信頼関係につながっています。
清潔感と品格を保ちながら、その人らしさを整える
中根氏が装いを考える際に重視しているのは、清潔感や品格があり、仕事や場面にきちんと適していることです。
派手で目立てばよいわけでも、無難であればよいわけでもありません。
経営者本人が持つ魅力を損なわず、仕事や場面に自然になじみ、そのうえで少しだけその人らしさが伝わる。
そうしたバランスを大切にしています。
中根氏にとって、スタイリングとは別人に見せることではありません。
もともと持っている魅力を、装いによってきちんと相手に伝わる状態へ整えることです。
装いが整うと、人前に出る気持ちも変わる
「似合っている」と感じられることが、自信につながる
服を変えたからといって、仕事の成果が自動的に上がるわけではありません。
しかし、自分自身が「これなら大丈夫」と思える装いがあることは、人前に出る際の気持ちにも影響します。
身体に合った服を着て、靴や小物まで整え、鏡を見たときに「自分らしい」と思える。
それだけでも、商談や交流会へ向かうときの気持ちは変わります。
中根氏自身も、洋服を通じて人生が変わってきたと感じています。
だからこそ、服を販売すること自体をゴールにはしていません。
その服を着た先で、お客様が自信を持って仕事や生活を楽しめることに価値があると考えています。
装いは、相手への配慮でもある
中根氏は、装いにはもうひとつ大切な意味があると考えています。
それは、相手への配慮です。
相手や場面にふさわしい服装をすることは、「あなたとの時間を大切にしています」という姿勢を表すことにもつながります。
商談では清潔感を意識し、フォーマルな場では場にふさわしい服を選ぶ。少しくだけた場なら、親しみやすさを取り入れる。
服は自分のためだけに着るものではありません。
相手との関係を考えたうえで、自分をどう見せるのか。
その視点も、経営者の印象戦略には欠かせません。
「服を売って終わり」にしない、経営者の印象戦略
継続的に、その人らしい見せ方を支える
経営者の装いは、一度整えれば終わりではありません。
事業が成長すれば立場も変わり、登壇する機会が増えたり、メディアに出演したり、新たな顧客層と会うようになったりすることがあります。
その変化に合わせて、求められる装いも変わります。
OTOKO Style Labでは、経営者向けの印象戦略コンサルティングも提供しています。
今の立場に対してどのような印象がふさわしいのか、自分らしさを残しながらどこを整えるべきなのか。
服を単品で考えるのではなく、対外的な見せ方まで含めて継続的に支援していきます。
人とのつながりを楽しみながら、長い関係を築く
中根氏は、お客様との関係を一度の購入で終わらせたいとは考えていません。
服の相談をきっかけに話をし、仕事や人生の変化に合わせて、必要なときにまた相談してもらう。
そんな長い関係を大切にしています。
人とのつながりそのものを楽しみながら仕事をするという考え方は、中根氏がこの事業をライフワークとして捉えていることにもつながっています。
70歳まで続けるライフワークとして
お金だけを目的にしない仕事を続けたい
中根氏は、この事業を70歳まで続けたいと考えています。
目指しているのは、単に会社を大きくすることではありません。
人とのつながりを大切にし、社会への貢献を意識しながら、自分自身も楽しんで仕事を続けることです。
45歳で進む道を決め、48歳で会社を設立した中根氏にとって、OTOKO Style Labは人生後半の大切なライフワークです。
経営者として自身も経験を積みながら、お客様の装いや印象を支え続ける。
その積み重ねを大切にしています。
何歳になっても、若々しく仕事や人生を楽しめる男性を増やす
中根氏が社会に対して実現したいのは、ファッションを通して関わる人を幸せにすることです。
年齢を重ねたからといって、装いを諦める必要はありません。
むしろ、経験を積んだ40代、50代だからこそ、その人にしか出せない品格があります。
清潔感があり、自分らしさを保ちながら、年齢や立場に合った装いを楽しむ。
そんな男性が増えれば、仕事にも生活にも、より前向きに向き合えるはずです。
中根氏は、ファッションを通じて、何歳になっても元気に人生を楽しめる男性を増やしたいと考えています。
服は、自分を飾るものではなく、人生を前へ進める手段
45歳で会社員生活を振り返り、「洋服の仕事で起業する」と決断した中根氏。
AOKIでの紳士服販売や店舗運営、BtoB営業を含む25年間の会社員経験は、現在の仕事にすべてつながっています。
経営者の装いに必要なのは、単に高価なスーツではありません。
仕事や立場に合い、清潔感や品格があり、その人自身が自然に着こなせることが大切です。
OTOKO Style Labは、その答えを一緒に考えてくれる存在です。
「何を着ればいいのか分からない」
「体型が変わり、既製服が合わなくなってきた」
「経営者として、人前に出るときの印象を整えたい」
もしそう感じているなら、一度自分の装いを見直してみるのもよいかもしれません。
服は、単なる外見ではありません。
自己表現であり、自信を育てるものであり、相手への配慮でもあります。
自分がもともと持っている魅力を、きちんと相手へ伝える。
OTOKO Style Labは、そんな経営者の装いを、服・靴・小物、そして印象戦略まで含めて支えています。
企業情報
| 会社名 | OTOKO Style Lab合同会社 |
| 代表社員 | 中根大樹 |
| 事業内容 | オーダー服、靴・小物、スタイリング、印象戦略コンサルティング、買い物同行、クローゼット診断、企業制服、着こなし研修など |
| URL | https://otoko-style-lab.com/ |



